2019-11-07 国土交通省
社会資本整備審議会河川分科会に「気候変動を踏まえた水災害対策検討小委員会(委員長:小池 俊雄(土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター長))」が新たに設置されました。
気候変動による降雨量の増加等が懸念される中、流域全体で水災害による被害を防止・軽減するための取組について、総合的に検討します。
近年、全国各地で豪雨等による水害や土砂災害が頻発し、甚大な被害が発生している
ことに加え、気候変動に伴う降雨量の増加や海面水位の上昇等による水災害の頻発化・
激甚化が懸念されていることを踏まえ、気候変動を踏まえた水災害対策について検討
することが求められています。
こうした状況を鑑み、国土交通省は、本年10 月18 日、社会資本整備審議会
(会長:進藤孝生(日本製鉄(株)代表取締役会長、(一社)日本経済団体連合会副会長))
に対し、気候変動を踏まえた水災害対策のあり方について諮問しました。これを受け、
本日、社会資本整備審議会河川分科会に「気候変動を踏まえた水災害対策検討小委員会
(委員長:小池 俊雄(土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター長))」が
新たに設置されました。
今後、「気候変動を踏まえた水災害対策検討小委員会」において、気候変動に伴う降
雨量の増加や海面水位の上昇、人口減少や超高齢化社会の到来、社会構造の変化等を踏
まえ、低い水準にある治水安全度の速やかな向上や、予測される将来の降雨量等を反映
した治水対策への転換に加えて、災害リスクを勘案したコンパクトなまちづくり等の取
組とも連携し、流域全体で備える水災害対策について、総合的に検討を行います。
【添付資料】「気候変動を踏まえた水災害対策検討小委員会」委員名簿
添付資料
報道発表(PDF形式)
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お問い合わせ先
- 国土交通省 水管理・国土保全局 河川計画課 河川計画調整室 企画専門官 奥野 真章
- 国土交通省 水管理・国土保全局 河川計画課 河川計画調整室 係長 井上 剛介