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自然災害伝承碑~12市区町村35基を追加公開し、73市区町村217基に~

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更新情報

・2019年7月31日 12市区町村35基を追加公開(地理院地図)しました。
公開した市区町村などは、掲載市区町村一覧/ご利用上の注意でご確認いただけます。
・2019年7月12日 13市区町村24基を追加公開しました。
・2019年6月19日 48市区町村158基を公開しました。

自然災害伝承碑の取組

我が国は、その位置、地形、地質、気象などの自然的条件から、昔から数多くの自然災害に見舞われてきました。そして被害を受けるたびに、わたしたちの先人はそのときの様子や教訓を石碑やモニュメントに刻み、後世の私たちに遺してくれました。
その一方、2018年7月の西日本豪雨災害で多くの犠牲者を出した地区では、100年以上前に起きた水害を伝える石碑があったものの、「石碑があるのは知っていたが関心を持って碑文を読んでいなかった。水害について深く考えた事は無かった。」(平成30年8月17日付け中国新聞より引用)という住民の声が聞かれるなど、これら自然災害伝承碑に遺された過去からの貴重なメッセージが十分に活かされているとは言えません。
これを踏まえ国土地理院では、災害教訓の伝承に関する地図・測量分野からの貢献として、これら自然災害伝承碑の情報を地形図等に掲載することにより、過去の自然災害の教訓を地域の方々に適切にお伝えするとともに、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減を目指します。
※「自然災害伝承碑」について


※自然災害伝承碑の地図化を通じた災害教訓の周知・普及

 

水害碑の画像

水害碑:広島県坂町

碑文内容の例(画像)

※ウェブ地図に掲載する情報は、碑文に記載された内容に、死者数や建物被害など被害の規模を示す情報を補足し、100字程度に要約した情報です。

自然災害伝承碑情報の内容

国土地理院が全国の自治体と連携して整備を進めている自然災害伝承碑に関する情報は、令和元年6月19日より国土地理院のウェブ地図「地理院地図」から掲載を開始しました。

地理院地図へのリンクボタン
(広島県広島市~坂町周辺を表示)

なお、「地理院地図」から公開する自然災害伝承碑の情報は、以下のとおりです。

1)碑名: 自然災害伝承碑の名称

2)災害名: 同碑の対象となっている災害名

3)災害種別: 同碑の対象となっている災害の種類

4)建立年: 同碑が建立された年

5)所在地: 同碑の所在地

6)伝承内容: 碑文に記載された内容に、死者数や建物被害など被害の規模を示す情報等を補足し、100字程度に要約した情報

7)写真: 同碑の写真

(参考:今後のスケジュール)

2019年 6月 地理院地図から公開を開始

9月   2万5千分1地形図への掲載を開始

※以降、順次整備・更新を実施

利用方法

国土地理院のウェブ地図で自然災害伝承碑データを利用するための操作方法をご覧いただけます。

代表事例

自然災害伝承碑の代表事例を紹介しています。(地理院地図での表示例)

活用事例

自然災害伝承碑の情報は、防災教育をはじめとするさまざまな用途でご活用いただけます。

掲載市区町村一覧・ご利用上の注意

地理院地図の自然災害伝承碑情報について市区町村別公開日、碑数等をご覧いただけます。また、掲載写真の二次利用についての注意も記載しておりますので、必要な方はご確認下さい。

市区町村の担当者の皆様へ

貴市区町村管内に自然災害伝承碑が建立されておりましたら、当院まで情報提供いただきますようご協力をお願いします。

お問い合わせ

国土地理院のお問い合わせフォームよりお願いいたします。

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