ODA(The Project for Capacity Development on Countermeasures of Slope Disaster on Roads in Bhutan)
- 国名 ブータン
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
- 協力期間
- 2019年1月~2024年7月
プロジェクト紹介
ブータンは、国土の大部分が山岳地帯であり、道路交通が移動・輸送手段の重要な役割を担っています。主要道路は、国土の東西に走る国道一号線とインド国境まで南下する4本の国道で、道路総延長は1990年に約2,300キロメートルだったのが、今日では12,000キロメートルへと大幅に伸びています。一方、道路の大部分が急傾斜地を通過しているため、雨期には斜面崩壊が頻発して、交通が遮断される地域が発生しています。道路局では、緑化と補強を組み合わせ、斜面対策を講じているものの、技術力また経験不足から十分な対策工を行うことが困難な状況です。この協力では、道路斜面防災にかかる持続可能な対策工の整備および維持管理にかかる能力強化を支援します。