ODA(Project for capacity development to establish a national GHG inventory cycle of continuous improvement)
- 国名 モンゴル
- 協力期間 2017年11月~2021年10月
- 事業 技術協力
- 課題 環境管理
プロジェクトの紹介
モンゴルでは、温室効果ガス(GHG)の排出量は低いものの、近隣の先進国と比較し、消費されるエネルギーに対し排出されるGHGが極めて多く、エネルギー分野の緩和策(排ガス・排熱再利用など)が重視されています。緩和策をはじめとする気候変動政策の実施・見直しにおいて、GHGインベントリ(気候変動の原因となるGHGについて、その国でどのような排出源からどの程度の量が出ているかを取りまとめたもの)は重要な役割を果たすことから、インベントリを安定的に作成し精緻化していくことが不可欠です。この協力では、モンゴルのインベントリをはじめ国内の気候変動に係る取り組み・情報を報告書に取り纏める環境気候基金(ECF)に対し、能力強化を行います。これにより、GHGインベントリを定期的に改善する体制の強化を図ります。
事業評価情報