ODA(School For All:The Project on Support to Educational Development Through Community Participation Phase 2)
- 国名 ニジェール [協力地域地図]
- 協力期間 2016年12月~2020年4月
- 事業 技術協力
- 課題 教育
プロジェクトの紹介
世界最貧国の一つであるニジェールでは、基礎教育へのアクセスや質の改善などに向け、住民参加型の学校運営委員会の設置に取り組んでいます。日本は2004年から支援を開始し、これまでニジェール全国の約1万3千の小学校への学校運営委員会の普及や、教育へのアクセスおよび質改善を目指した教育支援モデルを開発してきました。これにより、対象となった地域の学校で算数の平均点が向上するなどの成果が見られたものの、全国的には初等教育総就学率の男女格差や、子どもの学びの改善などの課題が残っています。また前期中等教育総就学率29.5パーセント、修了率17.8パーセントと低く、アクセス・修了率の向上が課題となっています。今回の協力は、初等教育段階における学校運営委員会の活動を通じての子どもの学びの改善を支援するとともに、前期中等教育段階において機能する学校運営委員会モデルの全国普及を支援します。これにより、住民参加による教育開発モデルを機能させ、基礎教育のアクセスと質の改善に寄与します。
協力現場の様子
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キャプション
- 学力テスト結果発表住民集会(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 機能する中学校学校運営委員会投票選挙(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 児童の学習の問題をみんなで考える住民集会(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 質のミニマムパッケージ学力テストに取り組む児童(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 質のミニマムパッケージ算数ドリル活動-住民ファシリテーターと児童(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 質のミニマムパッケージ読み書き活動でアルファベットを読み上げる児童(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 質のミニマムパッケージ読み書き活動-ファシリテーターとして児童の学習をサポートする村の若者(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))
- 放課後の質のミニマムパッケージドリル学習-児童とサポートする住民ボランティア(写真提供:アスカ・ワールド・コンサルタント(株))