「首都高の技術」より
首都高では、地上の交通や沿道の環境、地下のライフラインに与える影響を極力少なくするために、中央環状新宿線の地上と連絡する出入口等については、シールドトンネル構築後に切り開いて施工する新技術を開発、実施工に適用しています。
この切り開き工法は、中央環状新宿線の6箇所の出入口・JCTに適用されており、中でも西新宿JCT北、および富ヶ谷出入口においては、非開削による切り開き工法を採用することで、地上にほとんど影響を与えない出入口等の施工を可能としました。
なお、富ヶ谷出入口の非開削切り開き工事で採用した「太径曲線パイプルーフ工法」は、平成18年度土木学会技術開発賞を受賞しました。