１ｍメッシュ（標高）の提供範囲を拡大 ～東京２３区などの詳細な地形データの提供を開始～

国土地理院は、航空レーザ測量に基づく「基盤地図情報（数値標高モデル）」の1ｍメッシュ（標高）データ提供範囲を2025年10月31日に拡大すると発表した。これにより全国の約61％がカバーされ、東京23区、北海道オホーツク海沿岸、宮城、栃木、京都、岡山、香川などが新たに追加された。1ｍメッシュは地形の細部を精密に表現でき、5ｍメッシュも併せて更新。今後は青森、山形、山梨、長野などでも拡大予定。これらのデータは無償で公開され、浸水被害予測や都市計画、防災シミュレーションなどへの活用が期待される。