ODA(ASEAN-JICA Food Value Chain Development Project)

- 国名 アジア地域
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 協力期間 2024年1月~2027年1月
プロジェクト紹介
東南アジア地域では、経済発展に伴う中間層の拡大から食に対する消費者ニーズが多様化・増大化しており、農業・食品産業は成長の可能性が高く、日本企業も強い関心を示しています。また、ASEAN加盟国の多くでは、農業は依然として主要な雇用機会・収入の源であり、食料および栄養安全保障の観点からも、最重要セクターのひとつとなっています。しかしながら、生産者活動に消費者のニーズが反映されていないなど、生産から製造・加工、流通、消費に至るフードバリューチェーンの各段階で、付加価値創出のポテンシャルが十分発揮されているとは言えません。フードバリューチェーンの課題に対し、ASEAN経済共同体は、様々な施策を講じる各国をリード・支援することで、加盟国全体の調和のとれた発展に努めています。
本事業は、ASEAN地域を対象に①各国のGAP導入およびASEAN GAP促進のための措置の検討、②各国で検疫措置に不可欠な残留農薬の分析能力強化、③GAqPの実装に向けたガイドラインの作成、④PPPによるFVC振興を行うことにより、ASEANFVC振興に向けた体制・環境づくりの促進を図ります。
これによって、ASEAN FVC振興に向けた体制・環境づくりの促進を図り、もって同ASEANでの FVC振興のためのASEAN GAP、SPS、GAqP、PPP促進に係る提言報告書とガイドラインがASEAN加盟諸国の関係者に利用されることに寄与するものです。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

