ODA(Project for Capacity Development on Flood Control for Disaster Risk Reduction in Sunsari and Morang Districts)
- 国名 ネパール
- 事業 技術協力
- 課題 水資源・防災
- 協力期間 2024年1月~
プロジェクト紹介
ネパールは、洪水、土砂災害、地震等自然災害が多発しており、将来の気候変動リスクに対しても脆弱であることから、洪水や土砂災害対策は喫緊の課題となっています。このような状況下、モラン郡及びスンサリ郡を流下するケシャリア川、シンヒア川、ロハンドラ川流域における将来の洪水リスクを考慮した経済開発の推進が重要です。具体的には、洪水時の河川水位を低下させ、十分な流下能力を確保し、浸水による経済活動への影響を緩和できるような治水対策が不可欠となります。
本事業は、3河川の流域(ケシャリア川、シンヒア川、ロハンドラ川)において、洪水ハザード及びリスクマップの作成、洪水リスク削減のための治水計画の策定、並びに洪水災害リスク削減に寄与する事前防災投資を促進するため、関係機関の調整を含めた治水事業の計画、施行、維持管理を実施するためのメカニズムを構築するものです。これらにより、エネルギー水資源灌漑省水資源灌漑局の治水計画と事業の策定及び事業実施能力の強化を図り、もって将来の洪水リスク削減と統合的な地域開発に寄与することを目指します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)