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設計規模を超える高潮・高波に対する海岸堤防の粘り強い構造の要点

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2024-07-17 国土技術政策総合研究所

国総研資料 第 1286 号

設計規模を超える高潮・高波に対する海岸堤防の粘り強い構造の要点

【概   要】
本資料は、設計規模を超える高潮・高波によって生じる水理現象と海岸堤防の破壊現象、及び それに対する構造上の工夫について、水理模型実験等から得られた要点をまとめたものである。

【担当研究室】
海岸研究室

【執 筆 者】
加藤史訓、姫野一樹、福原直樹


研究資料全文

全 文
3,182KB

目 次

1. はじめに
1.1 本資料の位置づけ
1.2 粘り強い構造の定義とその効果
1.3 設計外力に対する構造と粘り強い構造との関係

2. 設計規模を超える高潮・高波による水理現象と堤防の破壊現象
2.1 設計規模を超える高潮・高波による水理現象の特徴
2.1.1 波力
2.1.2 越波による高流速
2.1.3 表法先での洗掘
2.1.4 裏法尻での洗掘
2.1.5 浸透と被覆工下圧力の上昇

2.2 設計規模を超える高潮・高波による海岸堤防の破壊現象
2.2.1 破壊に至る素過程と破壊現象
2.2.2 波返工の破損
2.2.3 基礎工の不安定化
2.2.4 根留工の不安定化
2.2.5 堤体材料の吸い出し
2.2.6 表法被覆工の不安定化
2.2.7 裏法被覆工の不安定化
2.2.8 パイピング

3. 構造上の工夫の考え方と要点
3.1 総説
3.2 表法先の洗掘対策
3.3 表法被覆工
3.4 天端被覆工
3.5 裏法被覆工
3.6 裏法尻の洗掘対策

4. おわりに
謝辞
参考文献

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0904河川砂防及び海岸海洋
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