ODA(The Project for Promoting the Market-oriented Agriculture (MON-SHEP))
- 国名 モンゴル
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 協力期間 2023年9月
プロジェクト紹介
モンゴルの農牧業は、基幹産業であり、昨今、鉱物価格の下落の影響を受け、国の経済成長率が鈍化する中、農牧業はモンゴルの産業多角化の主翼を担うセクターとして位置付けられています。国内自給率の向上に向けて中小規模農家の栽培技術の向上及び野菜生産拡大に資する効果的な仕組みの確立が必要ですが、現状は伝統的な露地栽培による農法が中心で、収量や栽培可能な野菜の種類も限定的です。
本事業は、対象地域の特性に応じた市場志向型農業振興(SHEPアプローチ)に基づく一連の活動を通じて、家族農業を営む中小園芸農家と農業担当地方自治体職員の能力強化と野菜生産拡大に資する市場志向型農業推進の効果的な仕組みの確立を図ります。これをもって野菜の食料供給・安全保障強化を目指します。
【上位目標】
野菜の食料供給・安全保障強化に向け、市場志向型農業がモンゴルで広く実施される。
【プロジェクト目標】
国産野菜生産の促進に資する、市場志向型農業推進のための効果的な仕組みが確立される。
【成果】
成果1
地域の特性に応じた SHEP アプローチの実施体制が確立する。
成果2
SHEP アプローチを実施するための農業担当職員と関係機関の実施者の能力が向上する。
成果3
対象農家に対して SHEP アプローチに基づく技術指導が実施される。
成果4
市場志向型農業推進のための普及戦略案が策定、提示される。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)