ODA(School for All Project)
- 国名 マラウイ
- 事業 技術協力
- 課題 教育
- 協力期間 2023年4月~2028年3月
プロジェクト紹介
マラウイ共和国では、学校へのアクセスは大幅に改善したものの、初等教育の留年率や初等教育修了率は低く、教育の内部効率性に大きな問題を抱えています。また、2012年から2014年のSACMEQの調査結果では、調査対象10カ国中、6年生の読み書きが最下位、算数が下から2番目という結果であると報告されており、初等教育の質の低さが浮き彫りとなっています。こうした現状を打破すべく、マラウイ政府は、教育セクター計画(NESIP)においても、学校運営委員会を含む学校運営の強化を通じて教育の質を改善することを目指しています。
本事業は、マラウイにおいて、コミュニティ協働型学校運営モデル及び同モデルをもとにした読み書き・計算力向上モデル、中退・留年予防モデルを開発します。これによってコミュニティ協働による初等教育の質の向上への寄与を図ります。
(1)上位目標:
コミュニティ協働により初等教育の質が改善される。
(2)プロジェクト目標:
コミュニティ協働により質の高い学習に資する、持続可能で普及可能な学校運営に係る仕組みが構築される。
(3)成果:
成果 1:パイロット対象地域において、コミュニティ協働型学校運営モデルが開発、活用される。
成果 2:コミュニティ協働型学校運営をもとにした読み書き・計算力向上モデルが開発される。
成果 3:コミュニティ協働型学校運営をもとにした中退・留年削減モデルが開発される。
成果 4:コミュニティ協働型学校運営モデルの学校レベルでの全国展開に向けた準備が行われる。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)