橋梁の床版内部土砂化・滞水の新たな検知法~コンクリート劣化の定量評価が可能に~
アスファルト舗装の下にある鉄筋コンクリート床版の劣化を非破壊でイメージングし、かつ定量評価を行うシステムを開発しました。開発した中性子イメージング装置と「理研小型中性子源システムRANS-II」を用いて、内部に模擬的な劣化を施したコンクリート床版を非破壊計測し、土砂化(水分・空隙)の可視化および劣化部分の大きさの定量評価、さらには水分と空隙の両方が含まれている劣化の分離識別に成功しました。
2021-12-01
0902鋼構造及びコンクリート