ODA(Olkaria 1 Units 1, 2 and 3 Geothermal Power Plant Rehabilitation Project)
- 国名 ケニア
- 借款契約(L/A)調印 2018年3月
- 事業 有償資金協力
- 借款契約額 100.77億円
- 課題 資源・エネルギー
プロジェクトの紹介
ケニアでは、堅調な経済成長や未電化地域の電化により、電力需要は大幅に増加することが見込まれています。電力供給の約36パーセントを水力発電、約35パーセントを火力発電に依存していますが(2017年)、水力発電による電力供給は頻発する干ばつの影響のため不安定な状況であり、火力発電は燃料である石油の大部分を輸入に依存していることから経常赤字の要因のひとつとなっています。一方、同国は大規模な地熱発電のポテンシャルがあると推定されており、地熱資源開発が高まっています。この協力では、ケニア中部のナクル郡オルカリア地熱地帯において、1980年代に建設された出力45MWの既存のオルカリア1(一号機,二号機,三号機)地熱発電所(15MW×3基)を出力約51MW(約17MW×3基)へと改修します。これにより電力供給の安定化を図り、同国経済の発展に寄与します。
事業評価情報
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)