2023-03-29 国土地理院
3月29日、自然災害伝承碑53基の追加公開により、掲載数は1,874基となります。
また、市区町村向けの手引きを改定し、利活用事例の充実や該当基準の明確化等を実施しました。
これにより、ますます自然災害伝承碑が活用され、住民の防災意識の向上への貢献が期待されます。
自然災害伝承碑を地図に掲載し、災害教訓を周知・普及する取り組みを行っています。
令和元年6月の公開開始以来、市区町村の申請や都道府県・地方整備局等の情報提供により、掲載数を着実に増やし、3月29日に1,874基となります。
今回追加公開する碑の中には、宮城県岩沼市に建立された、東日本大震災の教訓を伝える碑(「寺島堤防の碑」)があります。
また、地域学習や防災教育への利活用を推進するとともに、自然災害伝承碑に該当する基準を分かりやすくするため、市区町村を対象に、自然災害伝承碑に関する利活用事例や調査・申請の手続き等について記載した「自然災害伝承碑に係る調査業務実施の手引き」を改定しました。
これにより、自然災害伝承碑の活用が推進され、防災・減災の取り組みに寄与することを期待しています。
利活用事例(岩手県の東日本大震災津波伝承館)
自然災害伝承碑のホームページ: https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html
自然災害伝承碑に係る調査業務実施の手引き: https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi_info.html
添付資料
資料2 「自然災害伝承碑に係る調査業務実施の手引き」改定のポイント(PDF:697KB)
問い合わせ先
国土地理院 応用地理部 環境地理情報企画官
廣瀬 勝
地理情報処理課長補佐
宮下 妙香