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バングラデシュ:公衆衛生工学局総合能力強化プロジェクト(フェーズ2)

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ODA(The Project for Improvement of Comprehensive Management Capacity of DPHE on Water Supply (Phase 2))

国名 バングラデシュ
事業 技術協力
課題 水資源・防災
協力期間 2022年2月〜2025年3月

プロジェクト紹介

バングラデシュの地方行政・農村開発協同組合省公衆衛生工学局(DPHE)は、村落部及び都市部(ダッカ、チョットグラム、クルナ、ラジシャヒを除く)において、水源開発計画の策定、給水施設の建設、地方自治体への施設譲渡までを主な責務とし、また必要に応じて地方自治体への運営維持管理上の技術支援等を行うことが求められていました。しかし、自然条件や社会条件の考慮不足によるDPHEの不適切な施設の選定、地方自治体のオーナーシップや人材・能力不足による施設の不十分な運営・維持管理、DPHEによる技術支援の不足、給水施設稼働状況及び水質に係る持続的なモニタリング体制の不足等が、安全に管理された飲料水の供給率向上のボトルネックとなっていました。
このような状況の中、日本政府は、DPHEに対して、包括的技術ガイドライン(ガイドライン)の作成、情報管理基準の設定と情報管理システムの強化、各地域の適正な給水施設選定能力の向上、中長期計画の策定、給水施設と水質のモニタリング体制の構築などを支援しました。しかし、ガイドライン及び郡単位の水資源ポテンシャル図の地方事務所への普及・定着は道半ばであり、また、地方都市への技術支援についても、管路給水施設の運営・維持管理に関するDPHEの知見は不十分で、支援能力に課題を抱えています。
この協力では、バングラデシュ全国において、DPHEによるガイドラインに基づいた給水事業の実施、水資源地図を活用した給水施設選択、管路給水施設の運営・維持管理に関する基礎知識習得を支援することにより、DPHEの全国での安全な水供給に関する包括的な管理能力改善を図り、安全な水供給サービスの改善に寄与します。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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1001上水道及び工業用水道ODA
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