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インド:タミル・ナド州気候変動対策生物多様性保全・緑化事業

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ODA(Tamil Nadu Biodiversity Conservation and Greening Project for Climate Change Response)

国名 インド
事業 有償資金協力
課題 自然環境保全
借款契約(L/A)調印 2022年3月
借款契約額 105.35億円

プロジェクト紹介

インドのタミル・ナド州は、全国の海岸線総延長の14.3%にあたる1,076キロメートルに及ぶ海岸線や世界で36か所のみ選定されている生物多様性ホットスポット(生物多様性が高いが、人類による破壊の危機に瀕している地域)の一つを有し、豊かで多様な生態系が存在しています。このような多様な生態系は、森林資源や水産資源の供給、野生動物生息環境の提供、観光資源等、多岐に亘る生態系サービスの恩恵を地域住民にもたらしてきました。
しかし、同州の生態系の劣化は進行しており、500種以上の動植物が絶滅の危機に瀕しているほか、サンゴ礁の白化や藻場の減少、マングローブ林の被覆面積の減少等が確認されています。さらにこうした生態系の劣化に伴い、社会経済にも負の影響が及んでおり、急速な経済開発・都市化の進展に伴う人間の活動域と野生動物の生息域の近接化により、人間と野生動物の軋轢や負傷、作物への被害、野生動物の死亡等が増大しています。加えて、気候変動の影響は、生物多様性・森林セクターにおいても顕在化しています。
この協力では、同州において、生物多様性保全、人間と野生動物の軋轢対策、林産物サプライチェーン強化、生計向上活動、及び森林局の組織体制強化等を通じて、気候変動対策(緩和策・適応策)や生態系改善等を図り、同州の持続可能な社会経済発展に寄与します。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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