ODA(Strengthening Mathematics And Science at Secondary Education (SMASSE) INSET Malawi Phase 2)
- 国名 マラウイ
- 事業 技術協力
- 課題 教育
- 協力期間 2008年8月〜2012年8月
プロジェクト紹介
マラウイでは、中等教育の教員不足により、後期中等教育修了資格試験(MSCE)の合格率が低いなど、教育の質に多くの課題を抱えていました。このような状況下、日本政府は中等理数科教育強化(SMASSE)に係る一連の技術協力プロジェクトを実施し、「活動・生徒中心・実験・実行・評価・改善(ASEI-PDSI)」のコンセプトに基づく、マラウイの現職教員研修(INSET)システムの開発に協力しました。しかし、大多数の低資格教員の能力向上、実践的教授法を習得した有資格教員の増加という大きな課題が未だ残っていました。この協力では、地方研修講師の能力強化、中央・地方の研修センター(INSETセンター)の強化、中央・地方のINSET及びモニタリング・評価の実施、INSET運営体制強化、PRESETにおけるSMASSEアプローチの導入、パイロット校でのINSETとPRESETにおけるアクションリサーチ実施を通じ、マラウイの中等理数科教員がINSET及びPRESETを通して習得したスキルと知識を実践することを図り、同国の中等理数科の授業の質向上に貢献しました。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)