ODA(Project for Promoting Sustainable Fisheries Development in Outer Islands of Indonesia)
- 国名 インドネシア
- 事業 技術協力
- 課題 水産
- 協力期間 2022年1月〜2025年10月
プロジェクト紹介
インドネシアでは、経済成長に伴って国内の所得間格差、地域間格差が拡大してきており、安全な社会の構築に向け、地方周縁部における公共インフラの整備や地場産業振興・雇用創出が課題となっています。特に漁場が豊かな離島の経済は水産業に依存していますが、インフラ整備等による漁業開発の潜在性が高く、また、海洋安全保障の観点からも国境付近の離島開発・振興が最重要開発課題とされています。同国の海洋水産省では、国境付近の13離島において、水産施設の整備に加え、離島経済活性化のため、水産物の高付加価値化や島外への流通等を整備する総合海洋水産センター(SKPT)の設置計画を進めています。この協力は、無償資金協力の「離島における水産セクター開発計画」により整備されるSKPTが所在する離島6島において、SKPT利用者および管理者の能力向上を図ることにより、離島における地域水産業の活性化のための人材育成・SKPT運営管理計画の策定等を図り、離島における持続的な水産業の推進に寄与します。
協力地域地図
事業評価
協力現場の写真
プロジェクト対象離島(サバン) 沿岸部の外観(写真提供:インテムコンサルティング株)
モロタイの統合海洋水産センター(SKPT)の水揚げ場外観(写真提供:インテムコンサルティング株)
ビアクの統合海洋水産センター(SKPT)の冷凍施設外観(写真提供:インテムコンサルティング株)
アンボン海洋・漁業研修普及センター職員への研修風景(写真提供:インテムコンサルティング株)
関連情報
関連記事等
インドネシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:離島の水産業振興のための体制強化を通じて「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に貢献