2021-02-25 国総研プロジェクト研究報告 第 64 号
【概 要】
大規模な地震や豪雨など、将来発生が懸念される様々な災害に適切に対応するためには、これまで考慮されていない過度の外力や複雑な災害がもたらす影響を予め評価し、その影響を最小限に抑えるための対策を検討する必要がある。
本研究プロジェクトでは、過去の災害事例の特徴、被害状況とその波及構造、災害発生シナリオの構築方法、災害リスクと影響度の分析方法、超過外力への対策を整理し、大規模災害対策を担当する防災担当者を支援する「災害対策検討支援ツールキット」を開発した。また、地震や洪水など異なる災害が同時に発生する複合的自然災害への対策等について検討を行った。
【プロジェクトリーダー】
道路地震防災研究室長