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人工知能による舗装点検の省力化技術~ マルチファインアイ~

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第 22 回国土技術開発賞 入賞

応募者名:福田道路株式会社
技術開発者:〔福田道路株式会社〕 田口 仁・清水 忠昭/〔日本電気株式会社〕藤田 貴司
共同開発者:日本電気株式会社

技術の概要

マルチファインアイは、GPS機能付きの市販ビデオカメラを一般車両に取り付けて舗装路面を動画により連続で撮影し、その動画からわだち掘れとひび割れによる損傷の程度を人工知能で判定する、国内初の技術です。

技術の特徴

・簡易な点検機材
GPS機能付きの市販ビデオカメラを一般車両に取り付けて舗装路面の動画を撮影します。
・撮影条件
昼間、明かり部のアスファルト舗装の乾燥路面を測定します。道路規制は必要ありません。
・技術的難易度の低減
点検機材が簡易で、判定と電子データ化が自動的に行われるため、熟練が必要なく技術的難易度が低減します。
・車上からの点検のデジタル化
わだち掘れとひび割れの画像を損傷の程度ごとに学習させた人工知能により、熟練技術者と同等基準の判定ができます。

点検機材(市販ビデオカメラ)

人工知能によるひび割れの検知例

技術開発の効果

・判定の自動化により、コストが従来手法に比べ1/2に縮減
・判定の自動化により、工期が従来手法に比べ1/2に短縮
・技術的難易度の低減により、若手職員や契約社員などの多様な人材の活用が可能
・判定により得られる電子データはGISなどへの活用が容易なため、点検業務全体の省力化が実現


解析結果(位置情報と損傷レベル)

解析結果の活用(GISへの応用)

解析結果(損傷レベルと写真)

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0907道路
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