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鋼橋の疲労き裂に関する近接目視点検教育システム

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効率的に点検技術の向上を図る点検訓練シミュレーター

第 22 回国土技術開発賞 優秀賞

応募者名:首都高速道路株式会社/一般財団法人首都高速道路技術センター
技術開発者:〔首都高速道路株式会社〕平野 秀一/〔一般財団法人首都高速道路技術センター〕八崎 弘昌/東京都市大学 准教授 関屋 英彦

技術の概要

◆従来の点検技術者教育におけるテキスト座学や現場実習のメリット・デメリット(人数制限や学習効果等)を補完し、仮想空間で効率的に疲労き裂の発生部位と発生原因を学習可能とした教育システム。
◆バーチャル・リアリティ(VR)技術を活用し、場所や時間の制約を受けることなくパソコンおよびヘッドマウントディスプレイ環境において橋梁の点検が体験可能

 

本システムの位置付け

ヘッドマウントディスプレイ版

パソコン版

スタートメニュー

シミュレーター画面

技術の特徴

◆3次元空間で橋梁内のウォークスルーによる疑似体験
◆橋梁や構成する部材の基礎知識習得
◆豊富な損傷事例による実損傷の把握とランク判定学習
◆危険なき裂の発生箇所や発生原因の習熟
◆損傷箇所がランダムに出現するため継続的な訓練が可能
◆机上で簡単に利用できるため講習会や勉強会に最適

橋梁モデル(鋼 I 桁橋)

橋梁モデル(鋼箱桁橋)

橋梁構成部材や損傷発生原因の解説

損傷事例によるランク判定

点検結果画面

技術開発の効果

◆首都高速道路の点検業務に従事するための「点検技術者資格認定」における現場点検実習業務にて、本技術を利用することにより室内で実橋梁の点検体験を行うことが可能となったため、従来手法の概ね1/4の時間で学習ができ、大幅な効率化を実現した。

現場点検実習業務における従来手法との比較

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0902鋼構造及びコンクリート
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