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コンクリート舗装横目地の劣化過程を考慮した逆解析による健全度評価手法の開発

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土木学会論文集E1(舗装工学)Vol.74, No.2,pp.42-51,2018

西澤 辰男 石川工業高等専門学校 環境都市工学科

若林 由弥 国土交通省 大臣官房 技術調査課(元:国立研究開発法人土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム)

内田 雅隆 国立研究開発法人土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム

藪 雅行 国立研究開発法人土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム

抄録

コンクリート舗装の弱点である横目地の健全度を正確に把握するために,FWDたわみ測定による評価が行われている.本研究では,3次元有限要素法(3DFEM)に基づいた構造モデルによって,FWDたわみから各層の弾性係数および横目地の劣化過程を推定する方法を開発した.横目地の劣化過程として,健全な状態からダウエルバーが切断しかつ路盤に空洞が発生している状態まで5段階に分類した.劣化過程に対応した構造モデルを構築し,ランダムに生成された弾性係数および劣化構造モデルによってFWDたわみのデータベースを作成し,逆解析に用いた.本手法の妥当性を15年供用された平泉のコンクリート舗装におけるFWD測定結果により検証した.逆解析されたモデルを用いて応力解析を行い,劣化過程がコンクリート版の曲げ応力に及ぼす影響について検討した.

詳しくは》

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