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高精度な位置情報サービスの実現に向けた基盤整備

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民間等が設置するGNSS連続観測局の性能を国土地理院が評価

2020-03-31 国土地理院

信頼性の高い位置情報サービスの質を正確かつ客観的に評価し、利用の安定性を図るため、民間等が設置するGNSS連続観測局について、国土地理院がその性能に応じて級別に登録する制度を4月1日から開始します。

国土地理院は、全国約1,300点のGNSS連続観測局(注)の運用を行い、信頼性の高い観測データ及び測位結果を安定的に提供しています。一方、スマート農業等で民間等によるGNSS連続観測局が設置され、位置情報サービスに利用され始めています。
一般に、このような位置情報サービスのユーザにとって、その精度を把握することは困難であるのが現状です。そこで、国土地理院では、民間等のGNSS連続観測局の性能を評価し、級別に登録する制度を開始します。

  • A級(土木及び建築工事に活用可能な信頼性を確保、地殻変動監視にも活用可能)
  • B級(A級の要件を緩和することで、より一般的な位置情報サービスに活用可能)

本制度の活用により、位置情報サービスの質を正確かつ客観的に評価でき、これにより、国民の皆様が、いつでも、どこでも、安心して高精度な地理空間情報を利活用できる環境の整備を促進してまいります。
※(注)GNSS連続観測局:GNSS衛星のデータを常時受信し、通信装置により受信データをデータセンターに送信する機能を備えた固定局
[添付資料]
資料1 民間等電子基準点の登録制度とは【PDF形式:136KB】
資料2 民間等電子基準点の登録制度(概要)【PDF形式:1.3MB】


資料3 民間等電子基準点の登録までの流れ【PDF形式:1.3MB】

問い合わせ先

国土交通省国土地理院
企画部      技術管理課長   清水 雅行
測地観測センター電子基準点課長  檜山 洋平

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