マンホール型モニタリング施設の設置マニュアルを公開
2020-03-05 農研機構
ポイント
- 農研機構は、漏水事故の早期発見や原因究明が期待できるマンホール型漏水モニタリング施設の設置マニュアルを公開しました。
- 本マニュアルは、作物の栽培に必要な灌漑用水を配水する小口径パイプライン施設の保全や塩ビ管の破損事故を予防するために役立ちます。
概要
農研機構は、農業用パイプラインの管種として約2割を占める塩ビ管の破損事故が多発していることを受けて、漏水事故の早期発見や原因究明が期待できるマンホール型漏水モニタリング施設を用いた管路施設の維持管理方法を提案し、そのモニタリング施設の設置マニュアルを作成しました。
本マニュアルは、初期の微量な漏水を検知して早期に漏水位置を特定することや、それらの漏水事故の原因を究明して速やかに対策方法につなげることが期待できます。
本マニュアルは以下URLからダウンロードできますので、是非ご活用ください。
(URL)http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/134259.html
問い合わせ先
研究推進責任者 :農研機構農村工学研究部門 研究部門長 土居 邦弘
旭有機材株式会社 代表取締役 中野 賀津也
研究担当者 :農研機構農村工学研究部門 水利工学研究領域 田中 良和
広報担当者 :同 渉外チーム長 猪井 喜代隆