2018/03/14 復興庁
3月10日、復興支援道路(*)として国が整備を進めている「相馬福島道路(全長約45km)」のうち、相馬玉野ICから霊山ICまでの17.0kmが開通しました。
昨年(平成29年3月26日)開通した相馬山上IC~相馬玉野IC間の10.5kmと合わせると、約6割の27.5kmが通行可能になりました。
開通式には、安倍総理大臣、石井国土交通大臣、吉野復興大臣、内堀福島県知事、地元首長をはじめ多くの関係者が出席し、祝辞とテープカットに続いて開通パレードが行われました。
相馬福島道路は、東北中央自動車道の一部として常磐自動車道と東北自動車道を結び、無料で通行できる自動車専用道路です。今回の開通により、相馬市から福島市までの所要時間は約20分短縮され、浜通りと中通り(沿岸部と内陸部)の距離が一層縮まって、福島県の復興をますます後押しすると期待されています。
「相馬福島道路」は、今後も順次開通し、平成32年度の全線開通を目指しています。車窓からの阿武隈高地の雄大な景色も魅力です。是非ご利用ください。
*復興支援道路・・・東日本大震災からの復興の促進に先導的な役割を果たす大規模事業として整備を進めている道路。物流、観光、救急医療等、地域住民の生活の利便性の向上が見込まれます。福島県では、相馬福島道路が指定されています。
テープカット
相馬福島道路(相馬玉野IC~霊山IC)工区図