ODA(Test Well Drilling Project for Geothermal Development)
- 国名 ジブチ
- 協力期間 2019年4月〜2024年4月
- 事業 技術協力
- 課題 資源・エネルギー
プロジェクトの紹介
ジブチでは、大規模な開発計画の進展に伴い、2025年まで年間約5パーセントの電力需要の増加が見込まれています。一方、電力供給の66パーセントを隣国エチオピアから輸入しており、エチオピアの発電の9割以上が水力発電であるため、エチオピアの乾季に電力不足の影響を避けられない環境にあります。また、国内で保有する発電設備は全て発電コストの高いディーゼル発電施設であるため、安価かつ安定した電源の確保が課題となっています。この協力では、自国の資源を活用できるとして期待の高まる地熱資源開発を支援します。地熱開発地帯における試験井戸の試掘を通じて、同国における地熱開発の方針決定に必要な情報が得られると共に、試掘の管理、貯留層モデルの構築および地熱資源の評価にかかる協力をジブチ地熱開発公社(ODDEG)に対して行うことにより、ODDEGの地熱開発技術の向上を図り、地熱開発の促進、自国電源による電力供給量の増加、安定確保に寄与します。
事業評価情報
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)