ODA(Odisha Forestry Sector Development Project(Phase 2))
- 国名 インド
- 借款契約(L/A)調印 2017年3月
- 事業 有償資金協力
- 借款契約額 171.04億円
- 課題 自然環境保全
プロジェクトの紹介
オディシャ州はインド国内でも最も豊富な森林を有していますが、森林面積の約4割は疎林となっており、森林の質の劣化が課題となっています。森林の劣化は、森林周辺に住む生活資材や収入源を森林に依存している人々の生活を脅かすと同時に、森林生態系の有する水源涵養や土壌保全等の機能低下を引き起こし、洪水等の自然災害や農業用水不足による作物の収量低下の原因となっています。この協力では、フェーズ1実施から得た成果、教訓を活用しつつ、オディシャ州の他の地域で持続的な森林管理、生物多様性保全活動およびコミュニティ開発支援を行います。これにより、地域住民の生活基盤の強化を通じた森林生態系の保全が図られ、同地域の環境保全と地域社会経済の調和に寄与します。
事業評価情報
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)