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建設機械の使いやすさを効率的に改善~人間中心設計のためのヒューマンデジタルツインシステムを開発~

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2025-12-10 産業技術総合研究所

建設機械の開発現場向けに、試作品を「実際に触りながら客観評価できる」ヒューマンデジタルツインシステムが産総研とコマツによって開発された。実寸大の運転席模型にモーションキャプチャや操作映像表示を統合し、操作者の関節角度・肢の軌跡・可達性などをリアルタイムに解析・可視化することで、体験型評価と定量指標を両立。アームレスト形状の改善シナリオに適用したところ、肘の動きが阻害されない新形状の有効性を、開発担当者間で客観的に共有できた。これにより、建設機械の人間中心設計プロセスを効率化し、設計・試作・評価・改善サイクルの短縮と、改善点の議論活性化が期待される。

建設機械の使いやすさを効率的に改善~人間中心設計のためのヒューマンデジタルツインシステムを開発~

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