NEDOは、産学官が長期的視野を共有して技術開発に取り組むために、燃料電池・水素技術開発ロードマップを2005年に策定し、これまで3度改訂をしてきました。今回、4度目の改訂作業のために、メーカーや電力事業者、大学や研究機関などで構成される委員会をNEDOが企画し、上記の経済産業省の水素・燃料電池戦略ロードマップに掲げられている普及目標に対応する技術課題について取りまとめました。さらに、水素社会の本格導入を目指す産業界のニーズに応えるため、より長期的な視点で2040年以降に達成すべき目標値(究極目標)を初めて設定しています。
今回、本ロードマップの内、燃料電池分野に関する技術開発ロードマップを先行公開しました。燃料電池自動車(FCV)などと、家庭用や業務・産業用の定置用燃料電池を対象としています。
2.今後のスケジュール
水素ステーション、水素発電、Power to Gasの分野についても公開準備をし、NEDO燃料電池・水素技術開発ロードマップ全体を2018年春に公開予定です。
3.技術開発ロードマップ
- 技術開発ロードマップ(家庭用燃料電池)(199KB)
- 技術開発ロードマップ(業務・産業用燃料電池)(197KB)
- 技術開発ロードマップ(FCV・移動体)(178KB)
- 技術開発ロードマップ解説書(燃料電池分野)(2598KB)
(参考)
問合せ先
新エネルギー部 燃料電池・水素グループ
TEL: 044-520-5261
FAX: 044-520-5276