2024-12-27 国土技術政策総合研究所
国総研資料 第 1300号
【概 要】
道路橋等の橋台背面アプローチ部には、通常の盛土に加え、それ以外の構造 (補強土壁や軽量盛土など)が用いられる場合がある。一方で、背面アプローチ部 に用いられる構造にかかわらず、橋台・橋台背面アプローチ部の動的相互作用等は 明確でない。また、通常の盛土構造とは構造的特性が異なるものをアプローチ部に 用いる場合における、性能検証項目やそれに対する標準的な試験方法は確立されていない。
そこで本研究では、橋台・アプローチ部の動的相互作用等について整理・検証 を行い、背面アプローチ部の構造の種類によらない性能検証項目やそれに対する 標準的な試験方法について整理・検証を試みた。
【担当研究室】
構造・基礎研究室
【執 筆 者】
国土交通省 国土技術政策総合研究所、(国研)土木研究所、
(一財)土木研究センター、発砲スチロール土木工法開発機構
研究資料全文
全 文26,264KB
研究資料分割ファイル
表 紙107KB
中 扉129KB
共同研究参加機関及び担当者名簿78KB
目 次139KB
本 文
1.研究の背景・目的636KB
1.1 研究の背景・目的
1.2 研究の構成
1.3 本報告書で整理を行った補強土壁工法
2.補強土壁
2.1 工法概要4,479KB
2.2 橋台背面アプローチ部として用いるにあたって検討が必要な事項667KB
2.3 検討事項に対する分析等
2.3.1. 橋台背面アプローチ部の補強土壁の地震による変状実態の分析6,398KB
2.3.2. 現行設計法に基づいて設計された補強土壁のレベル2地震動に対する安全性の検証4,352KB
2.3.3. 補強材の引抜き抵抗力の評価手法の前提条件2,711KB
2.3.4. 両側に壁面を有する構造の補強土壁の地震時挙動の分析4,587KB
2.3.5. 隅角を有する構造の補強土壁の地震時挙動の分析2,472KB
2.3.6. 補強土壁の抵抗のメカニズムにおいて前提となる沈下の条件(①水平変位に伴う沈下)3,199KB
2.3.7. 補強土壁の抵抗のメカニズムにおいて前提となる沈下の条件(②ゆすり込み沈下の実態、狭隘部の締固め)2,078KB
2.3.8. 補強土壁の抵抗のメカニズムにおいて前提となる沈下の条件(③基礎地盤の沈下)3,911KB
2.3.9. 橋台背面アプローチ部と補強土壁の接続部に関する検証(橋台と補強土壁の接続部の開き)2,853KB
2.3.10 土中に設置した鋼製補強材の供用期間中にわたる経年的な変化への対処方法5,004KB
2.3.11. 維持管理方法の整理1,778KB
2.4 検証結果を踏まえた橋台背面アプローチ部としての配慮・検討事項642KB
2.5 継続的課題634KB
3.巻末資料1,762KB