ODA(The Project for Skill’s Development of ICT Engineers Targeting Japanese Market)
- 国名 バングラデシュ
- 協力期間 2017年8月~2021年7月
- 事業 技術協力
- 課題 民間セクター開発、情報通信技術
プロジェクトの紹介
近年のバングラデシュの経済成長は、輸出の8割を占める縫製業と海外労働者の送金が支えており、産業の多角化、競争力強化が喫緊の課題です。そこで最優先産業のひとつに、ICT・ソフトウェア産業が挙げられています。2014年、同国ICTセクターの市場規模は、2009年に比べ約3倍に成長しており、その人材育成が急務となっています。日本は欧米につぐ重要なマーケットと捉えられていますが、欧米に比べ市場開発が不十分な状況です。この協力では、同国のICT人材育成能力、及び官民連携体制の改善を支援します。これにより、日本市場を念頭においたICT人材育成プログラムのモデルが形成されるとともに、情報処理技術者試験を含むICT人材育成関連事業を担うバングラデシュ・コンピュータ評議会の実施能力向上に貢献します。
事業評価情報
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)