ODA(The Project for Development of New Ammonia Synthesis System using Renewable Energy and Hydrogen)
- 国名 南アフリカ共和国
- 事業 技術協力
- 課題 資源・エネルギー
- 協力期間 2022年10月
プロジェクト紹介
南アフリカは、アフリカ大陸最大のCO2排出国であり、エネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を拡大して、CO2排出削減を図ることが強調されており、そのひとつの可能性として水素社会を実現するための研究開発に力を入れていくことが掲げられています。
本事業は、ノースウエスト大学工学部南アフリカ水素インフラセンターにおいて、水電解装置、アンモニア合成塔、アンモニア吸収分離塔の開発、アンモニア合成分離システム統合を行うことにより、再生可能エネルギーを用いたアンモニア合成のベンチプラントシステム構築を図ります。現在石炭への依存度が高い南アフリカで再生可能エネルギーの利用が拡大されるとともに、日本のグリーンアンモニア技術が世界へ向けて製造とサービスを行う産業となることを目指します。
【上位目標】
システムスケールアップ(60t/dクラス)の設計準備、産業界との連携を通じて南アフリカ水素社会ロードマップ(HSRM)のビジョン実現に寄与する。
【プロジェクト目標】
再生可能エネルギーを用いたアンモニア合成のベンチプラントシステムが構築される。
【成果】
成果1
水電解装置が開発される。
成果2
アンモニア合成塔が開発される。
成果3
アンモニア吸収分離塔が開発される。
成果4
アンモニア合成分離システムが統合される。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)