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ケニア:住血吸虫症の制圧・排除へ向けた統合的研究開発

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ODA(Project for Integrated Research and Development towards Control and Elimination of Schistosomiasis)

ケニア:住血吸虫症の制圧・排除へ向けた統合的研究開発

国名 ケニア
事業 技術協力
課題 保健医療
協力期間 2023年8月

プロジェクト紹介

住血吸虫症は、世界で2億3千万人が罹患する「顧みられない熱帯病」です。中間宿主である淡水に生息する巻貝から遊出した住血吸虫(寄生虫)が皮膚から侵入することで感染に至り、発育不良・肝機能障害・悪性新生物・HIV等性感染症のリスクの増大を引き起こします。対策には集団薬剤投与や住民啓発などが不可欠ですが、流行地域においても対策モデルの構築は進んでいません。
本事業は、対象地域において、住血吸虫症有病率の削減のためのモデルの開発、感染実態を検出するツール・手段の確立、研究者の住血吸虫症に関する医薬品開発能力の強化を行います。これによって、ケニアにおける住血吸虫症制圧・排除プログラムの確立を図り、もって住血吸虫症の制御を目指します。

【上位目標】
住血吸虫症制圧・排除へ向けた住血吸虫感染対策プログラムが、地域特性を考慮しつつ、プロジェクト対象地域以外のケニアの流行地域に拡大される。

【プロジェクト目標】
本事業で研究開発された統合的介入や革新的な対策ツールを含む住血吸虫感染対策プログラムが確立される。

【成果】
成果1
住血吸虫症の感染率の有意な減少へ向けた統合的対策モデルが地域特性を考慮しながら各パイロットサイトにおいて確立される。
成果2
低感染伝播環境におけるヒト・淡水産巻貝等の住血吸虫症感染伝播を高感度に検出するためのツールや手段が、水環境中の住血吸虫検出方法を含め、確立される。
(※顕微鏡検査による住血吸虫卵の検出率が 10%未満と定義される。)
成果3
ケニアにおける研究者の住血吸虫症に関する医薬品研究・開発の能力が強化される。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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