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ブータン:ピロリ菌感染症関連死撲滅に向けた中核拠点形成事業

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ODA(The Project for Institutional Capacity Building for Eliminating Helicobacter Pylori Related Death)

国名 ブータン
事業 技術協力
課題 保健医療
協力期間 2022年8月~2027年8月

プロジェクト紹介

ブータンでは、ピロリ菌感染率が7割を超え、薬剤耐性ピロリ菌や、病原性の高い強毒型ピロリ菌が流行しており、国内の部位別がん死亡原因の第1位、死亡率は世界第3位であるなど、胃がん対策が大きな課題となっています。しかし、ブータンでは、胃がんの早期診断に必要とされるピロリ菌検査や上部内視鏡検査などの、迅速かつ正確な検査・診断技術と実施体制が十分に整備されていません。また、新たな薬剤耐性菌の出現と蔓延を防止し、適切な除菌治療を行うためのブータンに適した薬剤耐性感受性試験の確立も急務となっています。さらに、慢性的な医療人材不足のため専門医の育成も喫緊の課題となっています。
本事業は、同国に適した迅速薬剤感受性試験と迅速抗原検査法の開発と導入、上部内視鏡専門医と指導医の育成、除菌治療と胃がんに対する住民の理解促進を行います。これによって、ピロリ菌感染症に関する適切な検査・診断・除菌治療を提供する体制の構築を図ります。
(1)上位目標:
ピロリ菌感染症に関するガイドラインに沿って検査・診断・除菌治療が全国で行われる。
(2)プロジェクト目標:
ピロリ菌感染症に関する適切な検査・診断・除菌治療を提供できる体制が構築される。
(3)成果:
成果 1:ブータンに適した迅速薬剤感受性試験が開発される。
成果2:RCDC においてピロリ菌感染症の迅速検査法が確立される。
成果3:胃癌を診断できる内視鏡医および内視鏡関連機器を正しく扱えるパラメディカルが育成される

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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