ODA(The Project for the Improvement of Solid Waste Management Equipment for Clean Cities)
- 国名 スーダン
- 事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題 環境管理
- 贈与契約(G/A)締結 2021年3月
- 供与額 12.41億円
プロジェクト紹介
スーダンでは人口増加に伴う廃棄物発生量の増大に対し、資機材や行政官の経験・能力の不足などの理由から、廃棄物の収集・処理能力が発生量に追い付いておらず、不法投棄や不適切な焼却による衛生環境の悪化や健康被害が懸念されています。日本はハルツーム州において、技術協力により廃棄物管理マスタープランの改訂を支援するとともに、無償資金協力により一次収集(家庭~中継基地)用の機材を整備した結果、同州での廃棄物収集量は3,200トン/日(2012年)から4,565トン/日(2017年)に増加しました。しかし、一次収集能力の増加に伴い、二次収集(中継基地~最終処分場)についても増強が必要となっており、また他州においても管理能力および機材の不足に起因する問題が発生しています。本協力は、ハルツーム州・紅海州・北コルドファン州の主要都市において、廃棄物収集・運搬・最終処分場運営機材等の整備を行うことにより、対象都市における廃棄物管理能力向上を図り、対象地域の衛生環境の改善及び同国の基礎生活分野支援に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)