ODA(Project for Improving the Quality of Education through Strengthening School-Community Collaboration)
- 国名 ブルキナファソ
- 事業 技術協力
- 課題 教育
- 協力期間 2021年3月〜2025年3月
プロジェクト紹介
ブルキナファソにおいては、初等教育の総就学率は大幅に改善した一方で(総就学率2008年73.2パーセント、2018年96.09パーセント)、最終学年残存率は68.8パーセント(2017年)にとどまり、基礎学力の改善に大きな課題があります。日本は過去に無償資金協力により小中学校建設を実施するとともに、技術協力により、教員と住民から構成される学校運営委員会(COGES)の全国規模での設置を支援し、コミュニティ参加の促進や教育のアクセス向上、教員の指導能力の向上を支援しました。しかし、設置から数年が経過しCOGESの活動が十分に実施されていない学校もあるため、COGESの活性化やモニタリング体制の構築が課題となっています。この協力では、COGESが活性化し持続的に機能するためのモデル改善・制度化や、児童の学習改善のための教育環境促進に資する優良活動事例の特定・普及を行います。これらによって、学校とコミュニティの協働を強化する制度基盤を整備し、全公立小学校における質の高い教育の促進に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)