ODA(Project for Livelihood Improvement through Livestock Development in Khyber Pakhtunkhwa)
- 国名 パキスタン
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 協力期間 2021年1月〜2025年1月
プロジェクト紹介
パキスタン北西部のハイバル・パフトゥンハー州(KP州)では、8割以上の人口が農業・畜産で生計を立てており、全世帯の7割以上が牛や水牛などの大型乳用家畜を飼養しています。大半の農家は家畜2~3頭を飼育する小規模零細経営で、生乳・乳製品を自家消費し、余剰分により現金収入を得ています。しかし、KP州における生乳の平均生産は全般的に低く、小規模農家が生乳生産を増やし、所得を向上するためには、伝統的な飼育方式にとらわれない適正技術の導入と普及が急務となっています。本協力は、KP州ハザラ地区において、生乳生産増に資する適正技術を実証し、実証された技術を農家へ普及する畜産技術者の能力向上と生乳の供給チェーンの改善を通して、生乳生産の増加を持続的に支えるサービスの改善を図り、小規模畜産農家の生計向上に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)