ODA(Participatory and Decentralized School Management Support Project (Phase 2))
- 国名 マダガスカル
- 事業 技術協力
- 課題 教育
- 協力期間 2020年6月〜2024年3月
プロジェクト紹介
マダガスカルでは、これまでの基礎教育のアクセス改善に向けた取り組みの結果、2018年には初等教育の純就学率が95.6パーセントに達しました。しかし、その一方で、初等教育の進級率・修了率は低下しており、基礎教育の質に課題があります。同国教育省は、基礎教育の質が低い原因として、脆弱な教育行財政、地域やコミュニティの理解・協力不足による学校運営の悪化などを挙げ、これらの問題に対処するため、コミュニティを巻き込んだ学校運営委員会の機能強化が必須であるとしています。日本は、本協力の前フェーズにおいて、対象地域の公立小学校に対して参加型・分権型学校運営モデルを普及し、学校運営委員会の活性化に貢献しています。今回のフェーズ2では、対象地域である11県において、参加型・分権型の学校運営委員会の活性化を行うとともに、基礎教育・学校給食・乳幼児期/就学前教育を改善するためのモデル開発・普及を行うことにより、参加型・分権型学校運営に基づいた質の高い基礎教育が提供される基盤整備を図り、質の高い基礎教育の普及に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)