ODA(Project for Strengthening the Practical Capacity of Public and Private Veterinarian)
- 国名 モンゴル
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 協力期間 2020年6月〜2025年6月
プロジェクト紹介
モンゴルの農牧業(農業・畜産)は、サービス業、鉱業に次いでGDP第3位、労働人口はサービス業に次いで第2位にあり、特に畜産業が盛んで同国の産業多角化の主翼を担う分野として注目されています。伝統的に肉類を主食とする同国では、人々の生計を支える上で家畜が重要な役割を果たしています。しかし、1990年代以降は国営農場解体により多くの獣医師が失職し、その結果家畜疾病が増加し、寒雪害による被害とも相まって、2000年代には合計1,800万頭以上の家畜が死亡しています。本協力は、ウランバートル市及びトゥブ県において、現場のニーズに基づいた獣医関係機関の研究・研修の基盤整備、実施能力強化、および研修の開発・研修コースの提案を行うことにより、同国の公務員獣医師および民間獣医師の実践能力向上を図ります。これにより、定期的な研修を通じた獣医師の実践能力向上に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)