ODA(Urban Area Power Distribution Improvement Project)
- 国名 ミャンマー
- 事業 有償資金協力
- 課題 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印 2020年1月
- 借款契約額 122.88億円
プロジェクト紹介
ミャンマーの電力需要は、近年の開発・投資の進展により、急激な伸びを見せています。特に暑期(3月~5月)に電力需要が最も高まり、2017年には最大電力需要は全国で約3,075メガワット(2017年5月中旬)を記録しています。また、JICAが実施した「電力開発計画能力向上プロジェクト」では、2030年にはベースケースでは約12,600メガワット、ハイケースでは約14,800メガワットまで増加すると見込まれており、それに合わせて、電力供給量の増加が計画されています。しかし、配電設備の増強や改修は遅れており、今後、電力需要に応じた発電所の新設や基幹送電線の増強が実施されたとしても、配電ロスや変電設備の停止等の改善なしでは、安定的な電力供給が阻害されることから、配電関連設備の改修・増強が急務となっています。本協力は、ヤンゴン地域及びマンダレー地域において、配電網設備を改修・増強することにより、同地域の電力供給の改善を図り、同国全体の経済発展及び国民の生活向上に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)