ODA(Project for Capacity Building on Climate Resilience in the Pacific)
- 国名 サモア
- 事業 技術協力
- 課題 環境管理
- 協力期間 2019年7月〜2022年7月
プロジェクト紹介
気候変動に伴う海面上昇・自然災害等に対して極めて脆弱である大洋州地域の島嶼国では、今後も気候変動に起因する災害の甚大化・頻発化が懸念される中、気候変動への適応力は低く、リスクも多岐に渡っています。しかし、同地域の島嶼国は、気候変動予測・影響評価のための能力、緑の気候基金をはじめとする気候変動資金へのアクセス・対応能力といった課題に直面しており、気候変動対策の域内拠点の整備・人材育成を必要としています。本協力では、日本の無償資金協力によりサモアに建設された太平洋気候変動センターにおいて、大洋州諸国の気候変動分野関係省庁・機関を対象に気候変動適応、気候ファイナンスへのアクセス向上、気候変動緩和に係る研修を通じた能力強化を行います。また、併せて、研修の実施を通じて大洋州地域の気候変動(適応、資金アクセス、緩和)分野における同センターの研修機能の構築を図り、大洋州地域の気候変動に対する強靭性の向上に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)