ODA(Toamasina Port Development Project)
- 国名 マダガスカル
- 借款契約(L/A)調印 2017年3月
- 事業 有償資金協力
- 借款契約額 452.14億円
- 課題 運輸交通
プロジェクトの紹介
マダガスカルのトアマシナ港は、同国最大の商業港で、国内向け貨物の約75パーセント、国際貨物の約90パーセントを取り扱っています。2009年の政治危機以降、同国のGDP成長率は3パーセントを下回っていましたが、2014年の新政権発足以降、経済は回復しプラス成長に転じています。経済成長に伴い、急速な人口増加による国内向け貨物の需要の増加が見込まれますが、同港のコンテナターミナルは狭く、岸壁の長さや水深も十分ではないため、大型コンテナ貨物船が接岸できないといった制約があります。この協力では、トアマシナ港の拡張・整備を行います。これにより、増加する貨物需要に対応可能な港湾機能を強化し、投資促進、民間セクターの開発を促進し、同国経済の発展に寄与します。
事業評価情報
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)