ODA(Capacity Development Project for Sustainable Forest Eco-System Management)
- 国名 カメルーン
- 協力期間 2019年1月〜2024年1月
- 事業 技術協力
- 課題 自然環境保全
プロジェクトの紹介
カメルーンは、コンゴ盆地の森林の1割ほどの面積を有し、国土面積の約4割が森林に覆われていますが、無秩序な農地開発、違法伐採による森林減少・劣化が進んでいます。このような状況を受け、政府が2015年12月にパリで開催された気候変動枠組条約締約国会議に先立って気候変動枠組条約事務局に提出した国別約束草案(INDC)では、2035年までに温室効果ガスの排出を32パーセント削減するとの目標が打ち出されています。温室効果ガスの排出量を分野別にみると、全体の半分以上は森林減少など土地利用の変化を含む農林水産分野によるものと推定されています。この協力では、カメルーンREDD+(森林減少・劣化からの温室効果ガスの排出削減)事務局と協働し、同国および同国中央州におけるREDD+および持続的森林管理能力の向上を図ることにより温室効果ガス排出量削減を目指します。
事業評価情報
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)