ODA(Project on Enhancing Community Resilience against Drought through Sustainable Natural Resources Management and Livelihood Diversification )
国名 ケニア
- 協力期間 2017年2月~2022年1月
- 事業 技術協力
- 課題 水資源・防災
プロジェクトの紹介
ケニアでは、干ばつや洪水などの自然災害が連続して発生し、牧草地帯の減少により牧畜民の生活基盤が不安定化しています。同国内で最も貧困率が高いトゥルカナ郡では、人口の6割が牧畜を生業としており、地下水や自然草地など自然資源への依存が高いため、干ばつの対応策として、持続可能な自然資源管理とともに、生計手段の多様化が求められています。この協力ではトゥルカナ郡において、牧畜民の行動特性および科学的な根拠に基づく地下水利用を通じた持続可能な自然草地管理と、対象コミュニティによる牧畜以外の代替え生計手段の確立を支援します。これにより、干ばつに対する適応能力(レジリエンス)の向上に寄与します。