2025-05-13 NASA
ICON’s next generation Vulcan construction system 3D printing a simulated Mars habitat for NASA’s Crew Health and Performance Exploration Analog (CHAPEA) missions. ICON
NASAは、月や火星での持続可能な人類の活動を支えるため、現地の資源を活用した建設技術の開発を進めています。その中心となるのが「月から火星への惑星自律建設技術(MMPACT)」プロジェクトで、月や火星の表面に存在するレゴリス(粉状の岩石や塵)を利用し、3Dプリンティング技術を用いて着陸パッド、道路、居住施設などのインフラを構築することを目指しています。
この取り組みは、NASAの「Game Changing Development」プログラムの一環として、アラバマ州ハンツビルにあるマーシャル宇宙飛行センターが主導しています。地球からの資材輸送を最小限に抑えることで、将来の有人探査ミッションのコストとリスクを軽減し、長期的な宇宙滞在を可能にすることが期待されています。
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