ODA(Abidjan Port Cereal Berth Construction Project(II))
- 国名 コートジボワール
- 事業 有償資金協力
- 課題 運輸交通
- 借款契約(L/A)調印 2024年3月
- 借款契約額 24.55億円
プロジェクト紹介
コートジボワールのアビジャン港は、コンテナ取扱量で西アフリカ最大の港です。同港を起点として、国際回廊や鉄道を介しマリやブルキナファソ、ニジェール等のサヘル地域内陸国につながる玄関口として、同地域のハブ機能を担っています。一方で、同国およびサヘル地域内陸国の人口増加、経済成長に伴う貨物需要の増大に見合ったインフラ整備が追いついていません。
この協力では、同港において新規に穀物バースを整備します。これにより、入港する穀物貨物の平均積載量が約2倍になり、同国およびサヘル地域内陸国の増大する穀物流通需要への対応が図られ、同地域内の経済の活性化、また食料安全保障に寄与します。
【事業の目的】
本事業は、アビジャン港において新規に穀物バースを整備することにより、当国及びサヘル地域内陸国の増大する穀物流通需要への対応を図り、もって域内の物流の活性化に寄与するもの。
【事業内容】
1)施設・資機材の内容:新穀物バースの整備(国際競争入札(タイド))
前面岸壁及び北岸壁の整備、浚渫、埋立、小型船(タグボード等)係留施設及びハーバーマスター監視塔の建設等
2)コンサルティング・サービス(ショート・リスト方式)
入札補助、施工監理等。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)