2024-11-08 国土技術政策総合研究所
国総研資料 第 1294 号
【概 要】
国際海上コンテナの背後輸送は港湾と荷主を結ぶ陸上輸送で,海コントレーラーによる輸送が不可欠である. 今後予想される海コンドライバー不足や環境負荷軽減への対応に関し,その解決策として背後輸送の効率化が考えられる.
本研究は関係者連携による国際海上コンテナ背後輸送の効率化方策の検討とその効果の試算を行うとともに,効率化方策を実施するための方向性に関する検討を行うものである.
【担当研究室】
港湾計画研究室
【執 筆 者】
安部智久
研究資料全文
全 文1,340KB
目 次
1. はじめに
2. 既存の文献等
3. 背後輸送の現状と課題
3.1 ラウンド輸送とラウンドユース
3.2 政府の取り組み
3.3 海コンドライバー充足率
3.4 自動運転技術開発と鉄道の海上コンテナ輸送対応
4. 検討の配慮事項と方法
5. 効率化方策と効果試算の方法
5.1 長距離帯の効率化方策
5.2 中距離帯の効率化方策
5.3 中距離帯及び長距離帯の効果試算の方法
5.4 短距離帯における方策について
6. 効率化方策による効果の試算結果
6.1 長距離帯についての試算結果
6.2 中距離帯についての試算結果
6.3 導入効果のまとめ
7. 効率化方策導入の方向性
7.1 現状に関するヒアリング調査等
7.2 事例研究
7.3 効率化方策導入の方向性
8. おわりに
謝 辞
参考文献
補足資料