2024-05-27 国土技術政策総合研究所
国総研資料 第 1280 号
【概 要】
滑走路等の空港舗装の設計において舗装厚を左右するのは,航空機交通量と航空機荷重である.我 が国の空港舗装の設計で用いている交通量の指標である設計反復作用回数の算出方法については,文 献に概要が記されているものの,換算係数の根拠がわかりにくい.
本研究では,設計反復作用回数の算出方法に関する文献を整理し,過去及び現行の設計要領に掲載 されている換算係数の根拠を明確にすることを目的として研究を実施した.また,車輪位置の換算方 法について,換算係数を用いない方法による設計反復作用回数を試算・分析した.
【担当研究室】
空港施設研究室
【執 筆 者】
坪川将丈、河村直哉
研究資料全文
全 文3,196KB
目 次
1. はじめに
2. 設計反復作用回数の算出方法の概要
2.1 車輪位置分布に関する既往の調査結果
2.2 車輪位置の換算方法
2.3 荷重の換算方法
3. 設計反復作用回数の算出方法の変遷
3.1 1970 年型の算出方法
3.2 1976 年型の算出方法
3.3 1990 年型の算出方法
4. 車輪位置の換算方法に関する考察
4.1 個別換算法の概要
4.2 個別換算法による試算及び分析
5. 結論
参考文献