ODA(The Project for Strengthening Capacities of Stakeholders of Rice Industry Development in the United Republic of Tanzania)
- 国名 タンザニア
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 協力期間 2023年6月~2028年6月
プロジェクト紹介
タンザニア政府にとってコメ生産量の増加は重要な優先課題となっています。「第二次農業セクター開発計画(ASDPII)」では、農業セクターにおける生産性の向上及び商業化の推進、並びに、食料安全保障及び栄養のための小規模農家の収入増を目指しました。しかし、タンザニアでは依然として灌漑施設の整備率は低く、コメ生産面積の大部分は天水地域であるため、ASDPIIで掲げられた目標を達成するには天水地域の生産性向上が必要となります。
本事業は、タンザニア国内の優先コメ生産地区において稲作研修の持続性の向上、天水稲作技術を普及させるための研修手法の確立・実践、農家の生産性・収益性をより高めるよう課題別研修の改善、灌漑稲作研修の自立性の向上のための活動を行います。適切なコメ生産技術が同地区の農家に普及することを図り、もってタンザニア全国のコメ生産量の増大を目指します。
(1)上位目標:
タンザニア全国のコメ生産量が増大する。
(2)プロジェクト目標:
プロジェクトにより適切なコメ生産技術が全国の優先コメ生産地区の農家に普及する。
(3)成果:
成果1:稲作研修の持続性が向上する。
成果2:天水稲作技術を普及させるための研修手法が確立され、実践される。
成果3:農家の生産性・収益性をより高めるよう研修機関が行う課題別研修が改善される。
成果4:灌漑稲作研修の自立性が高まる。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)